診療受付時間: 9:00~11:30/14:30~17:30
※火曜午後は15:30~18:30
※土曜午前は10:00~12:00
休診日:火曜午前、木曜日、土曜午後、日曜、祝日
※電話予約、電話でのお問い合わせは原則17:00までにお願いいたします。
中山 渉
金沢医科大学卒業。金沢医科大学、神経科・精神科に14年間勤務の後、桜ヶ丘病院、浅ノ川総合病院に勤務。
その後2001年4月2日に金沢市小坂町に中山クリニック開院。
2010年2月1日に待合室拡張、駐車場拡張、バリアフリー化等の設備改善のため、当地 金沢市三池栄町へ移転。
日本心療内科学会
日本心身医学会
日本交流分析学会
日本臨床精神神経薬理学会
日本精神神経学会(精神科専門医)
石川音楽療法研究会
NLP(神経言語プログラミング)トレーナー
*NLPマスタープラクティショナーコース研修修了*
当院の診療方針は来院される方の立場に立って診療すること。
以下のことが上記の診療方針の理由です。
私自身も病気になることがあり他科の先生の病院・診療所を受診した経験から言って患者様の立場になって診療していないとしか考えられないお医者さんのほうが多いとの印象を持っています。誤診をしている医師とかいう意味ではないのですが。頻度は指を折って数えたわけではありませんが、3人医師に巡り会うとその内の2人は患者様の立場になって診療しているとは思えない印象でした。
医師が一人という事でのメリットはと言いますと、来院される方の診療を複数の医師が診療にあたるより状態をよく把握できていること。複数の医師がカルテの診察記録をみても各医師がそれぞれ同じくらいよく把握できるかと言うとメンタル系のカルテでは難しいことだと思えるケースが少なくありません。
尚、当クリニックは入院設備がありませんから、診療は外来のみです。入院が必要な方には入院設備のある病院を紹介して入院治療を行なっていただいています。
私の好きな人物といいますと、過去を振り返ると日本人初のF1ドライバーの中島悟氏、郷土出身のメジャーリーガー松井秀喜氏、そして比較的最近、世の中を騒がす事になってしまったキャスターの辛抱次郎さん。
辛抱次郎さんは2013年6月に盲目のセイラーに付き合い2人でヨットでの太平洋横断にチャレンジしましたが。航行中にクジラにぶつかりヨットを破損しヨットを見捨てライフラフトに乗り移り救助を待つ破目になってしまいました。もう少しヨットの排水に頑張ってもよかったかなという思いが私にはありましたが、盲目のパートナーを無事に彼の家族の元へとの気持ちが強かったためとの見解を後に繰り返しされ、それで納得できたような。この時のヨットの航行の彼の1番の目的は太平洋横断ではなく、この事にあったのだと理解しました。波の高さが4メートルもあるシケの海への自衛隊の飛行艇が着水して救助に成功したわけですが、訓練では波の高さが3メートルまでしか着水訓練をしたことがないというのに、この時の自衛隊員の意気込み、使命感、情熱に胸が熱くなり私は涙してしまいました。私も小さなヨットで波がマストより高いような波のある海で帆走した経験もあり波の高さの凄さを体験していることもあり、この救助の難しさをある意味実感した経験があるので。また、この飛行艇US2の世界に誇れる性能にも驚愕し、日本の技術力の高さを誇らしく思えました。この頃は中国にGDPで抜かれたりし、勢いがなくなっていたように思えた日本ですが、まだまだ世界に誇れるものは少なくないのだと勇気付けられ胸が熱くなりました。
胸が熱くなった事から脳裏をよぎった出来事、本気の使命感、信念、人情、この事から前東京都知事の石原慎太郎氏が東日本大震災勃発時に東京消防隊をいち早く救助へ向かわせ、その後任務を果たし東京へ戻った消防隊員達を前にしての挨拶の時に消防隊員達への感謝と、そして謝罪の言葉を述べて石原都知事が涙した光景でした。消防隊員達の行動、使命感、勇気を称え、そして感謝されただけでなく、彼らを待ち安全を祈る消防隊員達の妻、子供、親御さん達に対して、どれだけ心配させてしまったかという事への謝罪も含まれたもので、この時にも私は涙してしまいました。
救助後すぐの会見時の辛抱さんの態度も素晴らしいものだったと感じました。紋切型ではない心底様々な方への謝罪と感謝の気持ちが伝わってきました。その後、キャスターの仕事復帰前にも辛抱さんは釈明会見をし、キャスターの仕事へ復帰されたのですが、時に人を非難する立場に立つこともある仕事へ戻る時の訳あり会見にも男らしく凛とした姿勢をみせた会見時の辛抱さんの態度や、会見内容からますます彼が好きになってしまいました。
2014年12月談
浜松医科大学のお医者さんの最近の書き込みからです。
「ベンゾジアゼピン系薬」の睡眠薬や抗不安薬は日本では数十年間の使用経験があり経験的に「安全性が高い」ことが分かっています。全世界的に一人当たりの使用量は増加傾向だし欧米では医学レベルが高いベルギーが日本人のベンゾジアゼピン系薬の一人当たりの使用量を近年抜きました。
日本の学会や厚労省はベンゾジアゼピン系薬の使用を控えるように指導していますが根拠が薄くかえってベンゾジアゼピン系薬でない使用経験が少ない高価な睡眠薬を販売している製薬会社と癒着している印象をもってしまいます・・
ベンゾジアゼピン系薬は日本では使用経験が十分にあり多くの人たちが使用してきて心身ともに問題がほとんどないので安心です。癖になると言われますが少しずつ減らしていけば必ずやめられます。
ベンゾジアゼピン系薬が認知症の原因になるというのは明らかなウソです。それよりも睡眠不足の方が心身への悪影響が大きいことが証明されていますし経験的にもそうでしょう?
ベンゾジアゼピン系薬の睡眠薬を服用している方は医師の指示のもとに安心して服用してください。
出典元:Care Net 2017.7.26掲載号
(2017年7月24日 院長)
ベンゾジアゼピン系抗不安薬
ソラナックス(アルプラゾラム)、コンスタン(アルプラゾラム)、セルシン(ジアゼパム)、メイラックス(ロフラゼブ酸エチル)、セパゾン、レキソタン、ワイパックス(ロラゼパム)、セレナール、グランダキシン
ベンゾジアゼピン系類似の作用を示すチエノジアゼピン系不安薬
リーゼ(クロチアゼパム)、デパス(エチゾラム)等
ベンゾジアゼピン系の睡眠導入剤
ハルシオン(トリアゾラム)、サイレース(フルニトラゼパム)、ロヒプノール(フルニトラゼパム)、ベンザリン、ネルボン、ドラール(クアゼパム)、ユーロジン(エスタゾラム)、リスミー(リルマザホン)等
ベンゾジアゼピン系類似の作用を示すチエノジアゼピン系睡眠導入剤
レンドルミン(ブロチゾラム)等
非ベンゾジアゼピン系でベンゾジアゼピン系類似の作用を示す睡眠導入剤
マイスリー(ゾルピデム)アモバン(ゾピクロン)、ルネスタ等